ISLOMANIA島へのあこがれ

2016.05.03
八丈島エスケープ

八丈島から戻ってきてしまいました。

あそこの島にいくたびにじぶんを思い出します。びゅうびゅう黒潮の風に打たれ、白波はじける荒磯に立ち、釣り竿握って島の魚と知恵くらべ。温泉では地元のじいちゃんと長湯を競い、塩辛いんだか酸っぱいんだか甘いんだか苦いんだかよくわからない島料理との出会いをよろこび、星宙を見ながら民宿のおやじに人生を習う。

ああそうだ、そういえば僕はこういうヤツだった。思っていたより、大きくも小さくもなかった。ずっと好きだったもの、いまも好きでよかった。

東京の風はやっぱりすこしくたびれているから、元気になりたいときにはまた島へ行こう。

特に用はないがいつも行ってしまう「ふれあい牧場」。この日は霧がすごくて、底土湾を見下ろす絶景ビューがまったく見えなかった。でも、これはこれで。

牛と霧。牛が神秘的に見えてくる。

町営の植物公園。地面も右も左も緑である。ここは東京の亜熱帯区。

木漏れ日が印象的な道がたくさん。

「鮨処銀八」にて、島寿司。手前からメダイ、カンパチ、キンメ、岩のり、もういっこ忘れた。島唐辛子と醤油で漬け込み、ワサビではなくカラシでいただく。大好物。

小学生の頃にバイブルだった「ノンビリすいぞくかん」。僕の魚好きはここから加速していった気がする。「リードパークアズーロ」のライブラリにて。

緑が濃く、深く、おおらかである。けたたましい野鳥の声がどこからか鳴り響く。

帰島するとかならず訪れるカフェ「グリーンポスト」。頼むのはいつもクリームソーダだ。僕がクリームソーダを頼むのもこの店だけ。