[ケンケン鰹を求めて]
和歌山出張。旬のケンケン鰹を求めて紀ノ川から南紀すさみまで南下する。
ローカルな風情がうれしい「すさみ食堂」では紀州特産のサンマ寿司、すさみ特産のイノブタを使った巻き寿司をいただく。紀州のサンマは脂がそれほど乗らないのでこの郷土料理が生まれたそうだ。酢で締めたサンマは思いの外ソフトで、ほんのりとした柑橘の香りに大葉が爽やかで大変に美味い。これで450円は安い。
ケンケン鰹は昼の水揚げなので昼食の時間を過ぎないと店には並ばない。鮮魚店に運ばれてきたケンケン鰹を横目で見つつ、夜まで仕事しながら待機。
[Villa AiDA]
近畿大学理工学部から至近、知る人ぞ知る紀ノ川Villa AiDA。
http://villa-aida.jp
主役は地産の力みなぎる野菜たち。グリーンラディッキオ、プンタレッラ、フェンネル、オゼイユ、ケール…
普段はなかなか食べる機会がない野菜の顔ぶれ。そんな種を愉しんで育てる生産者さんがここらへんは多いらしい。自家農園のハーブ、野草もたっぷり。
モダンで清楚な空間もすてきでした。
[南方熊楠記念館]
南紀と言えば知の巨人・南方熊楠記念館。
博物学とか民俗学とか好きな人には垂涎の内容だと思う。8mに及ぶ直筆の履歴書も圧巻。
館内に響くオリジナルの現代音楽も素晴らしかったです。