あけましておめでとうございます。
2021年、ソウツは８期目を迎えることができました。
いつもお声がけくださる皆さん、サポートしてくださるパートナーの皆さんおかげです。ありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

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多くの人がそうだと思いますが、昨年は本当に難しい年でした。
これまでにも苦境はありましたが、それとは全然性質の異なる、大きなゲームチェンジの予感。じっとステイホームしている日々、まあ将来への不安が募ること募ること。
空間や展示、観光、人と人が会う価値、移動する価値がこれからどうなっていくのか。たぶんなくなることはないにせよ、どのように変わっていくのか。
少なくともどんどん自分をアップデートして変わっていかなければあっさりふるい落とされそうです。
ここまでの38年を振り返ってみると何においても周りの友人たちより１〜２周遅れを走ってきた自分には酷な時代となりました。本当にどうなるんでしょうか。

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その一方で、ありがたいことに、仕事は途絶えることなく。。特に昨年８月くらいからはこれまでにない忙しさに。
外注さんも含めてフル回転で頑張ってるのですが、お請けできなかった案件も数多くありまして、この場を借りてお詫びを申し上げます。

また、実を言うと2021年も6月くらいまでほぼほぼ売り切れてしまっています。
それ自体は大変にありがたいことなのですが、実施設計や制作フェーズでの新規のご相談はお断りすることが多くなってしまいそうです。この点は重ねてお詫び申し上げます。
どれも本当に面白そうなものが多く、あれもこれもやりたいんですが、今の態勢ではやりきれない。ダサい話です。

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ずっとずっと、受注できるキャパシティを増やしたいと創業時から思っています。外注さんにも少しずつ合流頂いてます。
が、いわゆる「同業者」「元同業者」が極端にいなくてずっと孤軍なんです。本当にどこにいるんでしょう？？どなたかいたらぜひ教えてください。空間や展示や観光、グラフィックでもいいですが、面白そうなコンテンツを考えて、企画資料にまとめるのが好きな人。

僕は小学生の頃から秘密基地やら学級新聞やら仲間内でのパーティやら、新しい何かを立ち上げてノートに企画をまとめるのが趣味だったんですよね。残念なことに斬新さや造形的なセンスはほとんど持ち合わせていなかったけど（アスペルガー気味なのも痛い減点）、それだけは楽しみながらずっと突き詰めてやれた。そして同じようなことを今もしているだけです。
副業が一般的になって少し変わってくるのかもしれない。今後に期待。

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メディアは何であれ、きっと、「人に伝える」という仕事はなくならないんですね。
僕の場合は「伝えるものを何にするか」と「伝え方をどうするか」という仕事か。
我ながら本当にふわっとしたことを生業にしていると思いますが、そこに心を砕く時間には深いやりがいと楽しさを感じています。（これのいいところはステイホームでもできるところ！）

求めてくれる社会や人がある限りは、隅っこの方でいいので続けさせてもらおう。
なんだかんだ僕は恵まれてる、と、これを書きながら思いました。

石川 渉