山積した仕事を連れて八丈島。
金曜日の夕方に到着し、真っ先に向かうは郷土料理「梁山泊」。
いつもながら梁山泊はなんでこんな美味いんだろうと思う。引き縄漁カツオ造り(モチモチで強い味)、母島直送のプチトマト(今日一番のうまさ)、明日葉天ぷら、アオウミガメの煮込み、くさやチーズ、そして島ずし(トビウオ、メジマグロ、サワラ、ハバノリ)。合わせるのはもちろん麦冠情け嶋(家にあるのに)。
酔ってすっかりゴキゲンなまま宿まであるく。島の風がしこたま強く吹くが追い風なので悪い気はしない。
翌日、今が旬真っ盛りの春トビ(ハマトビウオ)くさやを食べに藍ヶ江水産の地魚干物食堂へ。
シーズンのトビウオくさやは別次元のうまさ。フレッシュで、ジューシーで、柔らかくて…。うっとり。
数年前からブランド化された八丈島フルーツレモンも苦みがなく甘みが強い果物のような美味しさ。
明日葉もこの季節が一番柔らかくて、深くも透き通った緑色が美すぎる。そして美味しさも最高だ。
あとはいつもどおり。
ひろく浅く、ゆるく長く。
とくに何をするということもなく、いつも行ってるところに行くだけの八丈島。