ISLOMANIA島へのあこがれ

2019.04.27
春トビ、引き縄釣カツオ、明日葉、フルーツレモンの八丈島2019

山積した仕事を連れて八丈島。

金曜日の夕方に到着し、真っ先に向かうは郷土料理「梁山泊」。
いつもながら梁山泊はなんでこんな美味いんだろうと思う。引き縄漁カツオ造り(モチモチで強い味)、母島直送のプチトマト(今日一番のうまさ)、明日葉天ぷら、アオウミガメの煮込み、くさやチーズ、そして島ずし(トビウオ、メジマグロ、サワラ、ハバノリ)。合わせるのはもちろん麦冠情け嶋(家にあるのに)。
酔ってすっかりゴキゲンなまま宿まであるく。島の風がしこたま強く吹くが追い風なので悪い気はしない。

翌日、今が旬真っ盛りの春トビ(ハマトビウオ)くさやを食べに藍ヶ江水産の地魚干物食堂へ。
シーズンのトビウオくさやは別次元のうまさ。フレッシュで、ジューシーで、柔らかくて…。うっとり。
数年前からブランド化された八丈島フルーツレモンも苦みがなく甘みが強い果物のような美味しさ。
明日葉もこの季節が一番柔らかくて、深くも透き通った緑色が美すぎる。そして美味しさも最高だ。

あとはいつもどおり。
ひろく浅く、ゆるく長く。
とくに何をするということもなく、いつも行ってるところに行くだけの八丈島。

八丈島入りした日の夕食はここと決めている。予約しておかないとなかなか入れない。明らかに頭ひとつ、ふたつ抜けた味。

島の娘たちがホールに立つ。変に接客慣れしてなく、みんな元気で朗らかな印象。

恒例の儀式のように明日葉ビールで乾杯。これを飲み干して僕の八丈島時間はスタートする。

奥はくさやチーズ、手前は母島から直送らしいミニトマト。このミニトマト、超絶に美味しかった。過去最高かもしれない。

今回の目的のひとつに引き縄釣のカツオがあった。無事に初夜にありつけてホクホク。日戻り漁のカツオは普段食べているカツオとまるで別物。愛媛の愛南で食べたようなモチモチ感に感激。

自宅にもあるのに麦冠情け嶋の水割り。これを飲み始めて12年くらい。どれだけ一升瓶開けたんだろう…。

アオウミガメの煮込み。これも母島直送。父島で食べたのよりかなり上品に仕上がっていた。普通に美味しいです。

そして島寿司。

定宿のリゾート・シーピロス。

スケールたっぷりの島の風が大好き。いつまでも吹かれていたくなる。

島の花もきれいだね。

藍ヶ江水産がやっている地魚干物食堂・ここも2日目の昼に来るという定番。

工場の一角が食堂になってます。

マルハニチロの魚ポスターがたくさん貼り出してあって非常に親近感。

トビウオくさや定食。人を選ぶのかもしれないが本当に美味い。

金目鯛の兜煮定食。兜、まるごとひとつ。苦笑いがこぼれる大きさ。わかっているんだけど、頼んでしまう。。

亀の手の味噌汁。

店内ではくさややくさやチーズなども販売している。空港やスーパーで買うより鮮度がいい。

帰宅後にレシートを見て発見!「ご利用ありがとうごクサイました」。

フリージア祭りを開催中だった。八丈島はかつてフリージアの名産地で大変な経済効果があったそう。今は昔…

フリージア畑の横にあったカフェで一服。ほのぼのとしていい。

定番の空間舎。南房総・千倉の人たちとすごく近いセンスを感じる。

明日葉オレ。

かつての小学校を改築していた民俗資料館は耐震の関係で昨年閉鎖
。代わりに支庁に展示スペースが出来上がった。

狭い狭い展示業界。間違いなく知り合いが手がけることになるであろう、数年後の民俗資料館。願わくば、僕にも関わらせてほしい。

ここも定番、PIZZA PARADISO。

観光客は寄り付かない洞輪沢温泉。

ドバドバ天国。

湯上り、洞輪沢漁港の風に吹かれる心地よさが忘れられない。そして船はカツオ漁船。

帰宅後、八丈島フルーツレモンとイワシのハーブ和え。こんなにうまくていいのだろうか。