FURUSATO JOURNEY故郷を探して

2020.07.28
ラムサール条約湿地・藤前干潟へ

伊勢湾最奥部、ラムサール条約登録湿地の藤前干潟にやってきました。
望遠鏡で野鳥たくさん観れて大感激。シギ、アオサギ、カワウ、コアジサシ、ミサゴが風に吹かれて悠々と羽根を伸ばしている…。
気がついたら口開いてました。いけないいけない。

1990年代に埋め立て反対運動から名古屋市のゴミ問題が大幅に改善される契機になった。当時名古屋在住だったけど、たしかにこの頃ごみ分別とか頑張った記憶があります。(まちの空気が変わった)
この流れが愛・地球博につながっていったわけですね。

野鳥観察したり反対運動当時の新聞記事読んだりで半日はここにいれるな。もう東京戻らなきゃなんだけどね…。

「野鳥観察館」では望遠鏡で干潟の渡り鳥たちを観察できます。観ていて飽きなさすぎる…

この日も数百羽はいたように思うけど、7月下旬になるとまた渡り鳥が増えてくるらしい。

到着時は満潮に向かう途中。干上がった時にまた来よう。周辺は工業エリアです。

都会近くにこんなサンクチュアリがあるなんて…、実は名古屋在住時には知らなかった。恥ずかしい。

稲永ビジターセンター。干潟や渡り鳥の情報が収集できます。

稲永ビジターセンター。干潟や渡り鳥の情報が収集できます。

干潟のゴミでつくられたトビハゼ。ゴミのポイ捨てや餌やりはどうしてもなくならない。生態系への関心のなさなのか、想像力の問題なのか…。

渡り鳥は地球の旅人。
干潟を考えることは地球と人間の関係を考えることにもつながっていく気がする。