コンセプトメイク（原作）を担当したプラネタリウム番組がこの春から公開されました。
「クジラが星に還る海　～Stars of Life～」

最期の１日を迎える一頭のおじいちゃんクジラを主人公に、続く生命と終わる生命のポジティブなつながり、残酷なほどにおおらかな海への畏怖とあこがれみたいなものを描きました。

ドームいっぱいに広がる神秘的な深海の風景と生命の輝き。
人や生き物が生きることと死ぬことの意味。
誰かはかならず誰かのために生きている。死んでいく。

一頭の老クジラ、最期の一日を通して描いたのはそんなテーマです。
監修は赤池学さん、プロデュースは科学技術広報財団さん、映像制作はD&Dピクチャーズさん。

書いてた当時32～33歳か。
じぶんの中にもんもん溜め込んでいたあれやこれやをまるごと物語にさせてもらって、素晴らしい音も映像もつけてもらって、これから子供たちに観てもらえることをとてもしあわせに思っています。

本当にどうもありがとうございました！
まずは新潟と神戸から始まり、足立区ギャラクシティへ。
その後は各地のプラネタリウムを巡回する予定です。

画像は新潟県立博物館より。
（ｃ）公益財団法人 科学技術広報財団　助成：日本財団