POWER OF SPRING温泉力をもらいに

2015.02.16
電気も無ェ 電波も無ェ
「ランプの宿 青荷温泉」

たまってしまった書きもの仕事を鞄に詰め込み
きのうから青森の山深くに来ています

弘前は黒石の秘湯・青荷温泉(遠景写真の中央あたり)
名前の通り宿に灯りは灯油ランプしありませんので
夜はほぼ真っ暗です iPhoneカメラは役に立ちません

コンセントも電波もなく
仕事のやり取りのため最寄りの道の駅まで車で出てきたところです
昨晩の夕食は鴨鍋、イワナ塩焼き、イガメンチ、ワラビの芥子和え、アミタケの塩辛、けの汁、津軽浪漫、じょっぱりなど。。マタギ料理ってかんじで滋味深くとても美味しい
ランプだけの仄暗さでこういう料理を食べるのも三条の古民家を思い出して懐かしい

趣ちがいで4つある温泉もすべて源泉かけ流し、化粧水みたいになめらかなアルカリ泉です
部屋に戻ればもはや文字を読み書きできる明るさではなく
途中のスーパーで買って外で冷やしておいた濁り酒を空けてから寝ました

夜は混沌で淫靡なくらやみの世界
ひとめぐりした朝にはなにかが生まれ変わる
光と闇をつなぐランプの仄かな灯りが
みんなのこころを奪うようです

弘前は黒石から山奥の奥の奥へ。当然電波なんてものはない。写真の中央あたりに青荷温泉がある。

夜になるとランプと星の明かりのみ。

宿の中にはランプがぎっしり。

これだけあると火を灯すのが大変そう。

青荷温泉入り口。宿の本舎から雪の中を歩いて数分。道沿いにあるランプが独特の風情を醸す。

部屋にはランプがひとつ。あとは灯油ストーブ。夜は真っ暗で読書も難しい。コンセントはない。

風呂の明かりもランプのみ。夜は真っ暗で写真に何も映らなかった。

夕食の風景。囲炉裏で焼かれたイワナを出してくれた。それ以外の料理は写真を撮ったけど美味しそうには映らなかった。美味しかったけれど。