JAPAN SENSES日本のすがた・かたち

2016.09.15
青果と花卉の取扱日本一「大田市場」

4:30起床で大田市場の視察に行ってまいりました。
品川駅からタクシーで20分強。見学客へのウェルカム感はゼロです(でもそれがよかったりする)。


想像をかるく超えて広大な場内は小型モビリティが縦横無尽に行き交います。
総面積は40万1925平方メートル。ちなみに築地は23万平方メートル。
天井が高い巨大な倉庫のような空間に、朝の光が差し込んでくる。
築地とはまた異なるスケール感は、まるで日本でないようです。
あちこちで競りが始まったと思ったらすぐ終わって、また次の場所で始まる。
目まぐるしさが楽しい。
信じられないくらい大きな松茸がありました。いくらぐらいするんだろう。

日々暮らす中では知ることのない世界だけど、この場所を通ってきたものを僕たちは日々食べているわけです。
こんな間近(?)なところに、こんなスケールの不思議な空間が広がっているとは。

高い天井、差し込む外光、メガストラクチャー

右で左で、競りが突如始まる

メロン売り場はひな壇に仲買人が並ぶ

旬の松茸はおいしそうだ

巨大な松茸、いくらするんだろう。プロにしか紙に書いてある内容はわからない

松茸と対峙する仲買人たち

テレビ局の取材も何件か来てました

見学者ルートは2階レベルにある

人、モビリティがわさわさとうごめく

段ボールもここまで並ぶと壮観だ

スノコがたくさん積み上げられている

市場の端っこの方にある物置的なところ

建屋ごとにモニュメント風立体サインが。こちらは青果棟

こちらは活魚棟

実は大田市場、日本一の活魚水槽の数

活魚の競りは終わった後でけだるい空気が漂っていた