2021年8月16日は“人を包む”組立式ダンボールテント「DAN DAN DOME」のプレス発表会でした。
五反田の東洋製罐グループHD本社にて。
開発者であり盟友の極地建築家・村上祐資さんからの招集で、同じく盟友のアーティスト・馬場敬一さんとともにリ・メンバー。馴染みの心地よさの一方、Zoom越しでも常にお酒の香りが漂う不安だらけな3人。
祐資さんの言葉を借りると、効率重視の“ Fast&Light”では真っ先に捨てられてしまう要素を拾い集めて開発したテント。キーワードは“SLOW(ゆっくり)”“STABLE(しっかり)”“NEIGHBOR(むきあう)”です。作って、使って、捨てるというモノの一生から人は何を受け取ることができるんだろう、というのがテーマ。災害時の避難所、フェス会場、組み立てワークショップ、アートパフォーマンス、映像シアターなどアイディア次第で使い方は無限です。
僕は言葉まわりを中心にパネルやWebサイトの企画構成を。
また、ドームでは原作を書いたプラネタリウム映像作品「クジラが星に還る海 -Stars of Life-」も上映しました。ひとつの生命が終わって他の生命を輝かせる、利他の生命みたいなところでのコンセプト繋がりですね。こんなに間近かつ高精細で観たのは自分でも初めてで感動しました。
個人的には馬場さんが一人で作りきった組み立てガイドが愛に溢れていて超絶素晴らしいと思ってる。愛がないとこれはやりきれない。
無事に形になってよかった。大変でしたが部活みたいで楽しかったです。
東洋製罐グループHDの三木さん、NTP佐藤さん・一丸さん、Webサイトお願いしたノリさん・日野さん、ドームプロジェクター自作というスーパーなご活躍を頂いた科学技術広報財団の和田さん、そのほかにもお世話になった皆々様に感謝です!