JAPAN SENSES日本のすがた・かたち

2016.10.18
東京2020参画プログラム パナソニック特別企画展「文化のちから」

プロジェクトが始まったのは今年の頭。気がつけば半年以上が経過していました。

本日10/18から特別企画展「文化のちから」@パナソニックセンター東京がスタートしています。
東京2020文化オリンピアードの公認プログラムです。
http://news.panasonic.com/jp/topics/149155.html

乃村工藝社さん、プラプラックス近森さんとのチームで、僕はコンセプトワーク、企画展タイトル、コピーライティングなどをお手伝いさせて頂きました。

企画を練っていく中で、なんとなく知ったつもりになっている、もしくは身近に馴染みすぎていて気付かなくなっているいろんな日本文化と改めて向き合うきっかけになりました。
さらにそれは、過去から現代へ連綿と継承されてきた日本文化をさらに次世代に繋いでいくにはどうすべきかを考えることでもありました。

特に「文化のちから」という企画展タイトル。
実は一番最初の企画立ち上げ時につくったコンセプトワードで、企画の紆余曲折の中で忘れられそうになっていたのですが、最後の最後にこの場所に帰ってきてくれました。今ではとても愛おしく思っています。

「文化」がもっと身近になるといいなあと、ずっと考えていました。
少しでもいいから自分の暮らしに取り入れてみると、意外なほどの楽しさや嬉しさが生まれたりする。
成し遂げたいもの、やりがい、生きがいになって人を輝かせる。
歳の離れた人、海外の人、今まで繋がれなかった人と繋がれるようになったりする。
たぶん、そういうこと、あると思うんですよね。
文化が持っている、とてもすてきな「ちから」をみんなへ。

加えて、僕たちは日本人としてもう少し日本文化を知っていてもいい気がしています。
「あの綺麗な夕焼け空は茜色と言ってね。日本には400以上も色の名前があるんだよ。」
そんなことでいいんです、この企画展で若者たちに少しでも日本文化のユニークネスに興味を持ってもらって、
海外の友人と将来そんな会話をしてもらえたら最高です。

いやあ、いい勉強をさせて頂きました。
重ねてプロジェクト関係者のみなさんには御礼申し上げます。
ありがとうございました!