今年はじめに超惜しまれながら閉店した長岡「MANO」の佐々木祐治シェフが「箱根本箱」のフードディレクターに。
宿泊を決めた後に就任のお知らせを見て、なんともうれしすぎる誤算！

繊細、穏やか、シンプル。素材のおおらかな生命力。
あの味がさらにスケールアップして、またここで楽しめます。箱のコンセプトもあって長岡時代より野菜の印象が前に出てきたかな。ジビエ肉の仕上がりは相変わらず惚れ惚れします。

MANOのゆったりと質感豊かな空間も受け継がれています。望郷感さえ覚えるキッチン併設のワインセラー。MANOのシンボルでもあったひろびろオープンキッチン。周囲を取り囲むカウンター席のライブ感。

シェフの表情にも充実感がにじんでこっちまでうれしくなります。
MANOロスに肩を落としているみなさま、ぜひ箱根へも足をお運びください。
宿自体もコンセプティブ、いろんな試みがあっておもしろいですよ。

長岡は長岡でカルネ佐藤シェフ、ひげワイン羽根シェフのこれからも楽しみ。おいしいものがあちこち増えるのは幸せです。気がつけばそんなことばっかり考えてる。