小学校二年生まで住んだ座間市相武台を30年ぶりに訪れてみた。
当時の我が家が今もそのまま残っていて衝撃を受ける。(多少ジャングル化しているが)
木造平屋建て、庭が結構広い家だった。
山の中というわけじゃないけれど、自然に囲まれて育ったんだった。
…というか、その一画だけ時間が止まったように風景が変わっていない。
建物はボロボロになって、居住者のいない家もあるようだが、
近くの小道も、畑も、友達が住んでいた家も、不気味なほどに変わっていない。
まるで時間の迷子になったようだった。
懐かしいだけじゃない、不思議な場所だった。
何にせよ、僕はまた帰ってきたぞ。