FISH DREAM魚に魅せられて

2016.09.18
解禁直後の伊勢海老漁@伊豆山漁港で年に一度の贅沢

今年も秋恒例の伊勢海老漁@熱海伊豆山を開催しました。
解禁2日目なので海の中は伊勢海老が沸いてる状態です。

今年は総勢20名。大型船での出航となりました。
小学校の同級生から大学時代の友人やバイト仲間、お仕事仲間のみなさんまで・・・

伊豆山港に朝7時に集合。前夜は実家でBBQでした。
港を出て、漁場までは5分くらい。
前夜から仕掛けておいた100メートルの刺し網を4本、交代しながら引き上げていきます。

いいサイズの伊勢海老に混ざり、
サザエ、カサゴ、メバル、キジハタ、カワハギ、タカノハダイ、ウツボなどが次々と上がってきます。
腰が入ってないと船長のお叱りが飛んできます。(怖くはない)

30分くらいで港に戻り、朝BBQを開始。
船宿が温かい味噌汁とタコ飯(去年はサザエご飯だった)を用意してくれていて、獲物たちを炭火で焼いて食べます。

伊勢海老のお尻から割り箸を刺して、焼いてる時に丸まらないようにひと工夫。
尻尾の部分はキッチンバサミで解体して刺身でいただきます。
80cmくらいあったウツボは腹を割いてみると大きいメバルが出てきた!ウツボは内臓を取り除いて切り身にして焼くことに。

伊勢海老は焼き上がったら頭と尻尾を切り離して、
頭に詰まったミソを箸で崩して、身をつけながらハフハフと食べます。
濃厚なミソの味は絶品で、炭火でブリブリに焼き上がった身の味も最高!

ウツボは焼くのに時間かかったけど、
臭みもクセもない白身は弾力があってとても美味しかったです。

伊勢海老をお腹いっぱいに食べる贅沢。
一年で一回、この日だけ伊勢海老が食べれれば満足。しばらく伊勢海老を見たくなくなる。

参加したみなさん、早朝からおつかれさまでした!
来年もお楽しみに。

刺し網に絡まって伊勢海老が上がってきます。伊勢海老の通り道に網を仕掛けておくらしい。

頑張って引き上げないと船長に怒られます。

沖まで出るわけじゃないので、女性や子どもでも安心です。2年続けて参加の少年。

船に乗ったのは14名。船が苦手な人は陸で待っていてもOK。

船がダメだった人。でも船の後方に少し姿を消したのち、復活。

陸に上がって獲物の確認。今回も大量でした。

獲物たちはカゴいっぱいに。伊勢海老がギーギー言ってます。ウツボやキジハタも生命力が強くてまだまだ元気。

これだけの数がいるとザリガニに見えてくるのが不思議。

こちら、ウツボ。膨らんでいるお腹の中には30cmくらいのクロメバルが。丸呑みしたらしい。

伊勢海老は包丁を入れるというよりハサミで切ると楽チン。イキが良くて殻から身が離れない。

30cm超えの伊勢海老がずらっと並んで壮観。まだ生きてます。

ウツボも焼きます。焼けるまでに30分くらいかかりました。味はすこぶる良い。

絶品の伊勢海老ミソ。箸でほぐしておいたところに、焼いた身をつけて食べる。ミソだけでも酒のつまみに最高だろうが、いかんせんAM8時。

ミソをほじくる人。カニを食べる時と同様に無口になるかもしれない。