JAPAN SENSES日本のすがた・かたち

2016.04.17
小野田雪堂 生誕記念「ありがとう祭」

昨日は書家である故・小野田雪堂先生の生誕祭「ありがとう祭」でした
先生が遺された書、美術館、人々との交流の中に先生をたどる

人はどのくらい深くなれるか、広くなれるか
そんなことを考えてみる一日

しかし会ったことのない人にこんなに思い焦がれるというのは不思議なものです
雪堂先生に縁ある人たちに囲まれていると、僕はとてもあたたかい気持ちになれます
どんな人だったんだろう、それを追い続けるのは僕のライフワークのひとつかもしれない

奥様である芝雪先生、渡辺さん、ディジュリドゥ奏者のノブさん、極地建築家の村上祐資さん、フォトグラファーの堀田晃子さん、いらしてくださったみなさん、
今年もどうもありがとうございました

いただいた会費はみんなの総意で熊本へいきます
わずかばかりだけど力になれますように

奥にある洞は鎌倉時代につくられたもの。かつてこの中で神仏への祈りが捧げられていたという。時空を超える神秘的な力がある。

小野田雪堂先生を偲ぶコーナー。

雪堂先生のお弟子さんであるノブさんによるディジュリドゥ献笛。奥にいるのは局地建築家の村上さん。

みんなでお祈りを捧げる。

お祈りの最中、大きなカラスが降り立った。

生前からのご縁の方も、亡くなられた後にご縁を持った方も。雪堂先生とゆかりある人々が集まってくださった。

雪堂先生がテレビに出演された際のビデオを観る。古くなっていたので再生に苦戦。

村上さんから南極、火星にまつわるおもしろいお話を。

雪堂先生が描いたノブさん。

エントランスを飾ったポスター。デザインはしるしの川崎さん。