花巻駅からバスで40分、花巻南温泉峡の奥にある「鉛温泉 藤三旅館」。
天然自噴の源泉100%かけ流し、日本一深い1.2mの立ち湯「白猿の湯」が名物。混浴。高天井の大空間ど真ん中に、玄妙な存在感を漂わせる湯船が。お湯は浴槽下部から湧いているらしく、常に結構な量がオーバーフローしているのでかなり鮮度は良さそう。
溶存物質量は400mg/kgなのでバブ2個分くらいと成分が濃いわけではないけど、身体にはずいぶんズッシリ効く。そんなに強くない自分は10分浸かってるのでちょうどいいくらい。
夕餉はまもなく旬を迎える三陸生わかめ(岩手県が生産量日本一!)のしゃぶしゃぶ。湯にくぐらせると一瞬で鮮やかな緑に変わります。濃密な磯の香りとシャキシャキした歯応えが季節ならではの大ごちそう。