「とおの屋 要」、すごかったです。
家業のひとつでもあるどぶろくづくりを通じて磨き上げた発酵の技術はジャンルや食材の壁を軽々と飛び越えていて、とびきりイノベーティブであり、驚きと発見に満ちた素晴らしい食体験を生み出しています。シェフの佐々木要太郎さんはまさに新時代を牽引する料理人なのではないでしょうか。(お、同い年!)
営々と受け継がれてきた歴史や伝統を感じながら、未来につながる新しい価値を創造していく。そんなことを生業にするのなら、日本民俗学の出発点・遠野という土地はどこよりもうってつけなのかもしれないとも思いました。
1日1組限定、予約は2〜3ヶ月先まで埋まってしまうみたいなのでなかなかハードルが高いですが、食べること、発酵文化が好きな人には強くオススメします。