北茨城の超絶あんこう料理、『無水どぶ汁』を知っているだろうか。
土鍋でまずはあん肝を炒り、その後味噌と酒粕を加え、わずかに焦げ目をつけながら火を通していく。その後ゼラチン質たっぷりなあんこうの身(ヒレ、エラ、皮なども一緒に)を加えて炒め、最後に野菜を加える。あとは数分煮込んで完成。この間加水は一切なし。
あんこうの身と野菜から出る水分だけでつくるとんでもなく濃厚な鍋料理。普段食べる鍋とは完全に別物です。海上で水が使えなかった漁師が大根と味噌だけ持って船に乗ってつくっていたのがルーツという。これぞ大発明。
最後は言うまでもなく雑炊。気絶。
…と、そんな感じの38歳初日でした。メッセージくださったみなさんありがとうございました!